2002年3月30日、ワシントン DC にある国立建物博物館で、折り紙建築祭が行われました。この催しは全国桜祭りの一環で、桜もちょうど満開の折り、三千人もの参加者がありました。


木原隆明作
国立建物博物館

私は、折り紙ワークショップの講師として参加しました。私が教えたのは伝承の『重ね箱』。こちらでは『masu box』といいます。「升って何だ」ときかれました。こういう質問に答えるのって苦労します。外国に行くには、日本のことを勉強しないといけません。


山口真作
ドールハウスの町

生徒はほとんどが子供でした。子供に折り紙を教えると、「紙を折るという行為は難しい」ということを改めて認識します。紙を折ることは、紙を破壊することなのです。美しい紙を破壊するには、覚悟が必要です。紙は心で折るのです。


紙を折る
人、人、人

私のほかには、DC 在住の Kathy Alsegaf さんと、ニューヨークから June Sakamoto さん、Kay Eng さんも折り紙を教えました。また、木原隆明さん、山口真さんの作品が展示されたほか、木原さんのデモンストレーションがあったり、参加者が自由に折り紙建築や折り紙を作れたり、盛り沢山の内容でした。


子供たちが作った
紙の町